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『大岡昇平全集』各巻目次

筑摩書房 1994.10〜1996.08

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第1巻初期作品 
第2巻小説I俘虜記 他
第3巻小説II野火・武蔵野夫人 他
第4巻小説III酸素・ハムレット日記 他
第5巻小説IV推理・裁判小説1 雌花・夜の触手 他
第6巻小説V推理・裁判小説2 事件・歌と死と空と
第7巻小説VI恋愛小説 花影・雲の肖像 他
第8巻小説VII東西歴史小説 天誅組・凍った炎 他
第9巻小説VIIIレイテ戦記(上)
第10巻小説IXレイテ戦記(下)・ミンドロ島ふたたび・ながい旅 他
第11巻小説X自伝小説 幼年・少年・萌野 他
第12巻小説XI・戯曲愛について・青い光 遥かなる団地 他
第13巻小説XII・シナリオ堺港攘夷始末 影の航路 他
第14巻評論I同時代1 1945〜1960
第15巻評論II同時代2 1960〜1965
第16巻評論III同時代3 1965〜1970
第17巻評論IV富永太郎・小林秀雄・河上徹太郎
第18巻評論V中原中也
第19巻評論VI夏目漱石・日本近代作家論
第20巻紀行・評論VIIザルツブルグの小枝・スタンダール覚書 他
第21巻評論VIII同時代4 1970〜1980
第22巻評論IX同時代5 1980〜1988
第23巻雑纂・補遺・資料 
別 巻対談二つの同時代史・フィクションとしての裁判 他

第1巻 初期作品

  • セザンヌ ジャック・リヴィエール
  • 訳詩三篇 ジャック・リヴィエール
  • ランボオ ポオル・クロオデル
  • タルチュフ懲罰 アルテュル・ランボオ
  • 「アルマンス」に序す
  • ブルターニュ紀行 アンドレ・ジイド
  • 青春
  • 横光利一氏の『母』
  • 『樹のない村』と『幼き合唱』
  • 『自然と純粋』讃辞
  • 批評家ジイド
  • 作家の倫理の問題
  • アンドレ・ジィドの転向に就いて
  • 河上徹太郎の文章に就いて――覚書
  • アンドレ・ジイド『ドストエフスキー論』
  • アラン『散文論』祝辞
  • 「リアリズム文学の提唱」に就いて
  • ジイドの流行
  • 破片
  • 短編小説に就いて
  • 『春琴抄後語』の読後感
  • 『M・子への遺書』ほか
  • 不安について
  • スタンダール
  • スタンダール――テエヌ
  • 伊藤富士雄『村の人々』
  • 年頭平凡――新年号を読んで
  • 森山啓の『知識階級と文学』ほか
  • 能動主義・新浪漫主義について 〈アンケートに答へて〉
  • ジイドと横光利一――純粋小説とは何か
  • 小野さんの印象
  • 肉体の問題――永井龍男氏『ある男の帰宅迄』
  • 『アンリ・ブリュラアルの生涯』
  • 「ルナアルの日記」
  • 古谷綱武――『横光利一』祝辞
  • スタンダアル(一七八三 ― 一八四二)
  • 小説の面白さについて
  • 『赤と黒――スタンダアル試論の二――』
  • 鎌倉通信
  • 小説の問題
  • わが国の近代文学
  • 武藤貞一『戦争』
  • ポール・ド・クルーフ『死と闘ふ人々』
  • フランソア・モオリヤック『イエス伝』
  • ジョセフ・ケッセル『流弾』
  • 農民作家小説集『平野の記録』
  • 大仏次郎『雪崩』
  • スタンダアル『ナポレオン』
  • 小林秀雄『現代小説の諸問題』
  • 小林一三『次に来るもの』
  • 杉山平助『新恋愛論』
  • チャーチル『世界大戦』
  • 答――杉山平助氏へ
  • 『赤と黒』のモデル
  • 女流作家のナルシシズム
  • 武藤貞一『日支事変と次に来るもの』
  • 現代の文学青年を論ず
  • 新しき雄弁について
  • 伊藤整『青春』
  • ステファン・ツワイク『知性と感性』
  • 訳序〔アラン『スタンダアル』〕
  • スタンダアル『ラシーヌとシェイクスピア』
  • 編輯後記〔『季刊鞦韆』〕
  • アランの文体について
  • 近代人の典型――『チェルリイニ自叙伝』
  • マキアヴェルリ『君主論』
  • 〔スタンダール『アンリ・ブリュラール伝』訳序〕
  • マキアヴェルリとヒットラー
  • スタンダアル『ハイドン』解題
  • スタンダール『ハイドン』について
  • ティボーデ『スタンダール伝』後記
  • 訳序〔バルザック『スタンダール論』〕
  • バルザック『スタンダール論』解説
  • 試聴室
  • 各社特輯レコード
  • ポピュラーセクション
  • 軽音楽のレコード
  • ビゼーのこと――附 ベルトの美しき娘――
  • メンデルスゾーン「洋琴協奏曲ト短調」
  • テルフンケンの軽音楽二組
  • 『交響曲イ長調』について
  • スタンダアル アラン
  • アンリ・ブリュラール伝 スタンダール
  • ハイドン
    • 序 一八一四年版
    • 有名なる作曲家ハイドンに関する手紙
    • モツアルトに関する手紙
    • 献辞 ドリイニイ夫人に
  • スタンダール伝 アルベール・ティボーデ作
  • スタンダール論
    • スタンダール論 バルザック
    • バルザックへの手紙
    • 「パルムの僧院」のマルヂナリア
    • 「パルムの僧院」の断片
    • 「パルムの僧院」の起源
  • 赤リボン
  • あぢさゐ
  • お菓子
  • 吾輩は犬である

    解説 大岡昇平以前の大岡昇平  西川長夫

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第2巻 小説I

  • 俘虜記
    • 捉まるまで
    • サンホセ野戦病院
    • タクロバンの雨
    • パロの陽
    • 生きている俘虜
    • 戦友
    • 季節
    • 労働
    • 八月十日
    • 新しき俘虜と古き俘虜
    • 演芸大会
    • 帰還
    • 附 西矢隊始末記
  • 靴の話
  • 食慾について
  • 俘虜逃亡
  • 西矢隊奮戦
  • ミンドロ島誌
  • 比島に着いた補充兵
  • サンホセの聖母
  • 海上にて
  • 出征
  • 暗号手
  • 襲撃
  • 敗走紀行
  • 女中の子
  • 歩哨の眼について
  • 山中露営
  • ユー・アー・ヘヴィ
  • 忘れ得ぬ人々
  • 齋藤君の思い出

    〔参考資料〕

  • 真藤君の思ひ出

    解説 『俘虜記』のエチカ  柄谷行人

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第3巻 小説II

  • 野火
  • 野火(初出導入部)
  • 武蔵野夫人
  • わが復員
  • 愉快な連中
  • 神経さん
  • 再会
  • 帰郷
    • 帰郷
  • 女相続人
  • 来宮心中
  • 一寸法師後日譚
  • 動物
  • 停電の夜
  • 清姫
  • 振分け髪
  • 沼津
  • 釣狐
  • 車坂
  • 逆杉
  • 黒髪

    解説 想像の地平との出会い  辻邦生

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第4巻 小説III

  • 酸素
  • ハムレット日記
  • 化粧
    • 面影
    • 犬のいる家
    • 玉井巡査の疑問
    • 生きている過去
    • ほくろの美学
    • ぬかるみ
    • 帰宅
    • 化粧
    • 正午
    • それから
    • 抗毒素
    • 街角
    • 夜の冒険
    • 源蔵の宿
    • 最後の機会
    • 影の部分
    • 暴力
    • 休みの日
  • 黒い太陽
  • 漂う湖
  • 月光
  • 啓吉の反省
  • 大きいのと小さいの
  • パターンの人生
  • 蜘蛛の糸
  • 好色の戒め
  • 美人
  • 裸婦
  • 一つの死

    解説 未完と中断の裏側  黒井千次

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第5巻 小説IV

  • 雌花
  • 夜の触手
  • お艶殺し
  • 春の夜の出来事
  • 驟雨
  • 真昼の歩行者
  • 秘密
  • 闖入者
  • 疑惑
  • 雪の上の呼び声
  • ゴルフ殺人事件
  • 最後の告白
  • 緑の自転車
  • 夕照
  • シェイクスピア・ミステリ
  • 妻の証言
  • 不充分な動機
  • 黒い眼の男
  • 狂った自白
  • 扉のかげの男
  • 無罪
  • 誤判
  • サッコとヴァンゼッティ
  • 長い歯を持った男
  • あなた
  • エリザベスの謎

    解説 大岡昇平における推理と戦争  吉田X生

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第6巻 小説V

  • 事件
  • 歌と死と空と

    解説 祖型としての推理小説  平岡篤頼

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第7巻 小説VI1995.04

  • 花影
  • 雲の肖像
  • 午後の誘惑

    解説 「花影」について  中村稔

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第8巻 小説VII 1995.08

  • 保成峠
  • 檜原
  • 天誅
  • 挙兵
  • 天誅組
    • 脱藩
    • 草莽
    • 三十石船
    • 船中書取
    • 天誅
    • 武市半平太
    • 公子登場
    • 勅使東へ行く
    • 再会
    • 帰郷
    • 庄屋屋敷
    • 旋風時代
    • 同志の人々
    • 浪士人別
    • 生麦事件始末
    • 木屋町三条
    • 率兵上京
    • 挙兵まで
  • 吉村虎太郎
  • 将門記
  • 姉小路暗殺
  • 高杉晋作
  • 竜馬殺し
  • 渡辺崋山
  • マテオ幻想
  • コルシカの脱走兵
  • 凍った炎
  • ナポレオンの眼
  • 思い出すは桜丸

    解説 反復と平面――歴史小説はいかにして書かれるか  蓮実重彦

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第9巻 小説

  • レイテ戦記(上)
    • 凡例
    • 一 第十六師団 昭和十九年四月五日
    • 二 ゲリラ
    • 三 マッカーサー
    • 四 海軍
    • 五 陸軍
    • 六 上陸 十月十七日―二十日
    • 七 第三十五軍
    • 八 抵抗 十月二十一日―二十五日
    • 九 海戦 十月二十四日―二十六日
    • 十 神風
    • 十一 カリガラまで 十月二十六日―十一月二日
    • 十二 第一師団
    • 十三 リモン峠 十一月三日―十日
    • 十四 軍旗 十一月十一日―十五日
    • 十五 第二十六師団
    • 十六 多号作戦
    • 十七 脊梁山脈
    • 十八 死の谷 十一月十六日―十二月七日
    • 十九 和号作戦
    • 二十 ダムラアンの戦い 十一月二十三日―十二月七日
    • 二十一 ブラウエンの戦い 十二月六日―七日
    • 二十二 オルモック湾の戦い 十一月二十七日―十二月七日
    • 二十三 オルモック周辺の戦い 十二月八日―十五日
    • 二十四 壊滅 十二月十三日―十八日
    • 二十五 第六十八旅団 十二月七日―二十一日
    • 二十六 転進 十二月十二日―二十一日

      1. 南西太平洋
      2. フィリピン
      3. レイテ島
      4. 第十六師団防禦配備図

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第10巻 小説

  • レイテ戦記(下)
    • 凡例
    • 二十七 敗軍 昭和十九年十二月二十二日―三十一日
    • 二十八 地号作戦 昭和二十年一月―二十日
    • 二十九 カンギポット 一月二十一日―四月十九日
    • 三十 エピローグ
    • 付録
      • 太平洋戦争年表
      • レイテ島作戦陸軍部隊編成表
      • 書誌
  • あとがき〔単行本『レイテ戦記』〕
  • 改訂版あとがき〔中公文庫『レイテ戦記』〕
  • 十三年後の補遺
  • 日本住血吸虫――『レイテ戦記』補遺II
  • 作者の言葉〔岩波書店版『大岡昇平集9』〕
  • 『レイテ戦記』を直す
  • 作者の言葉〔岩波書店版『大岡昇平集10』〕
  • ダナオ湖まで
  • ミンドロ島ふたたび
  • 『ミンドロ島ふたたび』その後
  • ながい旅
  • 『ながい旅』その後

    解説 戦争の悲惨と栄光とを活写した壮大な戦記文学  加賀乙彦

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第11巻 小説

  • 幼年
  • 少年
  • 「新詩社」の間取り
  • 萌野
  • 記憶
  • 叔母
  • 母六夜
  • 過去帳

    解説 降りてくる光  加藤典洋

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第12巻 小説XI・戯曲

    〔小説〕

  • 愛について
    • 第一章 面影
    • 第二章 劇場で
    • 第三章 岬で
    • 第四章 幸福
    • 第五章 裾野
    • 第六章 ミミと共に
    • 第七章 お菓子の家
    • 第八章 夜の花
    • 第九章 地球光
    • 第十章 顔
  • 青い光
  • 面影
  • 情事
  • 路上
  • 雅歌
  • 微光

    〔戯曲〕

  • 戯曲『赤と黒』 三幕十九場
  • 遙かなる団地 現代喜劇・三幕八場
  • 椿姫 五幕四十九景

    解説 恋愛、および現代性の研究――『愛について』を巡って  秋山駿

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第13巻 小説XII・シナリオ

    〔小説〕

  • 堺港攘夷始末
    •  テキストについて
    • 一 大坂まで
    • 二 神戸事件
    • 三 堺港守備隊
    • 四 風聞
    • 五 西村隊到着
    • 六 フランス人
    • 七 大和橋
    • 八 測量
    • 九 殺傷
    • 十 最後通牒
    • 十一 五ヶ条
    • 十二 土佐稲荷
    • 十三 その前夜
    • 十四 妙国寺
    • 十五 切腹
    • 十六 事後処理
    • 十七 公使参内
    • 十八 帰国
    • 十九 流人
    • 二十 流転
    • 二十一 『列挙実紀』
    •  注
  • 焚火
  • 風の匂い
  • 問わずがたり
  • 木下氏の場合
  • 大前田君の憂鬱
  • 盗作の証明
  • 最初の目撃者
  • 版画
  • 災難
  • 夜明け前のさようなら
  • 犯意
  • 純文学
  • 当世贋者気質
  • 童話

    〔シナリオ〕

  • シナリオ 静かなる雪

    〔参考資料〕

  • 影の航路
  • 城とねずみ

    解説 多面的なエクリチュール  大江健三郎

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第14巻 評論I 同時代1 1945〜1960

  • 疎開日記
  • わが文学を語る
  • 「俘虜記」発表顛末
  • 『武蔵野夫人』ノート
  • 記録文学について
  • 僕と"戦争もの"――これからなぜ「武蔵野夫人」を書くか――
  • 感想
  • 解答〔公開質問 読者から筆者へ〕
  • 戦争と小市民
  • 『武蔵野夫人』の意図
  • 坂口安吾
  • 私小説について――尾崎一雄氏に答う――
  • 文学的青春伝
  • 『自由への道』について
  • 武蔵野夫人と地図
  • 「夫人」という名称について
  • 技術批評について
  • 実在の「はけ」
  • 小説の効用を疑う
  • 『酸素』創作ノート(一九五一 ― 一九五一)
  • 心理小説というもの
  • 書物に欺かれる現代人
  • 無罪を主張す
  • 二万人の死者より二十人の生者を
  • 実験小説という言葉
  • 「野火」の意図
  • 外国文学放浪記
  • 軍隊と俘虜生活
  • 新聞記者の実話物
  • 愛用の辞書
  • 作家に聴く
  • 思い出
  • 文芸時評 昭和二十八年六月号
  • 『井伏鱒二作品集』解説
  • 私の教養
  • わが主人公――『武蔵野夫人』の「勉」――
  • 新聞機能との合作――サスペンスより事実を織込んだ『化粧』――
  • 私の読書遍歴
  • 『野火』の意図
  • 裁判
  • 大衆文学について
  • 文学とは何か
  • 文学の運命を知る者
  • 新聞記者の思い出
  • 恋愛について
  • 読書の弊害について
  • 文芸時評〔昭和三十一年三月号〕
  • 三島由紀夫の「休暇」
  • 弱兵奮戦記
  • わが懺悔
  • 兜町
  • 新聞小説について
  • 新カナ遣いと名前のアクセント
  • 有料道路
  • 探偵小説の面白さ
  • 一つの死
  • テレビの効用
  • 悪口屋四カ条
  • 白地に赤く
  • 海辺の若者たち
  • 新しい才能だけの世界 テレビ・ドラマに失敗して
  • チャタレーとサド
  • 作家の日記
  • 現代小説作法
    • 第一章 小説に作法があるかという問題
    • 第二章 小説はどう書き出すべきか
    • 第三章 作者の位置について
    • 第四章 告白について
    • 第五章 ストオリーについて
    • 第六章 プロットについて
    • 第七章 プロってについての続き
    • 第八章 主人公について
    • 第九章 主人公についての続き
    • 第十章 日本文学について
    • 第十一章 ハムレット
    • 第十二章 人物について
    • 第十三章 ムイシキン公爵
    • 第十四章 小説の世界
    • 第十五章 小説の中の「橋」について
    • 第十六章 モデルについて
    • 第十七章 描写について
    • 第十八章 小説と映画
    • 第十九章 心理描写について
    • 第二十章 自然描写について
    • 第二十一章 自然観の変遷
    • 第二十二章 文体について
    • 第二十三章 行動小説と性格小説
    • 第二十四章 劇的小説
    • 第二十五章 要約
  • 朋友相信じ
  • 文芸時評 昭和三十三年四月号
  • 天地有情
  • 私の借りた本
  • 八年間の誤解――カミュの「監禁状態」について――
  • 同じ迷いの雲の中に
  • 男は溺れる
  • ルバング島を思う
  • 新しいものみな結構
  • ルバング島の日本兵
  • 文章の創造
  • 僕はなぜ文学青年になったか
  • 奇書――大井広介『ちやんばら芸術史』――
  • サイデンステッカー氏の随筆論法
  • 推理小説ノート
  • スポーツ論壇
  • 噛みつき帳
  • 憂楽帳

    〔交友録 I〕

  • 福田恆存
  • 獅子文六
  • 獅子文六とダンテ
  • 坂口安吾――京都の頃――

    〔書評 I〕

  • 〔藤原てい『流れる星は生きている』〕
  • チャーチル『第二次世界大戦回顧録』
  • 「灰色の十字架」を読んで
  • 「きけわだつみのこえ」
  • 『裸者と死者』
  • 〔アグネス・キース『三人は帰った』〕
  • 『悪魔』と『舞踏会』
  • イギリスとフランス――ウォーコップ『ものの考え方』――
  • 〔江口清訳『ラディゲ全集』〕
  • 加藤周一『運命』
  • 〔古谷綱武『自分を生きる』〕
  • 神西清『散文の運命』
  • 悪夢の美術館――『東西美術論』をこう読んだ――
  • 〔江藤淳『作家は行動する』〕
  • 〔マルキ・ド・サド『悪徳の栄え』〕
  • 「時の娘」

    〔映画・演劇・美術〕

  • "美女と野獣について"
  • ゴッホの緑
  • フランス映画と私
  • 戯曲「武蔵野夫人」を読んで
  • 『武蔵野夫人』の劇化
  • 映画雑感
  • 映画と小説
  • 若い世代
  • 福田さんのハムレット
  • 狂言を見て
  • 「八月十五夜の茶屋」を観て
  • 楽しむ芝居
  • ハムレットの正月
  • 「鹿鳴館」
  • 新劇節に悩む
  • 文士の演技
  • 芝居のLP
  • 再会
  • 物真似芸術

    〔音楽 I〕

  • 親しめる音楽家モンブラン
  • 音楽放浪記
  • ワグナーを聞かざるの記
  • 私とモツァルト
  • シュツットガルト室内楽団の楽しさ
  • なつかしい歌
  • 音楽による感動
  • 生の音楽
  • わがテレフンケン
  • ディヴェルティメント一五番

    〔旅〕

  • 夏の旅
  • 春の旅空
  • 旅の日記
  • 去年のキャトルズ・ジュイユ
  • 巴里の酢豆腐
  • 見知らぬ故郷――和歌山風土記――
  • フランスへの郷愁

    〔参考資料〕

  • 僕の読書法(3)

    解説 出発のころ  中野孝次

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第15巻 評論II 同時代2 1960〜1965

  • 国語問題論議をめぐって
  • 百万円クイズ
  • 実名小説の書き方
  • 新文学は興るか
  • 『パルタイ』の評価について――作家と批評家の争い――
  • 現代生活とテレビ・映画
  • 小松川事件の裁判に寄せて
  • 承伏し難いふし――中田耕治氏へのお答え――
  • 戦争と私
  • 某月某日
  • 推理小説と近代リアリズム
  • 李少年は果して凶悪か
  • 常識的文学論
    • 『蒼き狼』は歴史小説か
    • 病んでいるのは誰か
    • 成吉思汗の秘密
    • 国語も小説もやさしくない
    • 昭和十年前後
    • 文学は変質したか
    • 大衆文学批判
    • 再び大衆文学について
    • 推理小説論
    • 私小説ABC
    • 佐藤春夫の日本人の心情
    • 松本清張批判
  • 「蒼き狼」は象徴か
  • 『蒼き狼』は叙事詩か
  • 国語問題のために
  • 十七歳
  • 漢字とカナ〔一九六一年六月『朝日新聞』〕
  • 国語審議会の連中は
  • 「部屋」か「室」か
  • おんな
  • 列車の役
  • 松川判決に思う
  • レイテの収容所で
  • サド裁判の意味
  • サド裁判の意味するもの
  • 「強くなる本」というもの
  • 批評家のジレンマ
  • 集中審理と私――『若草物語』の批判にこたえる――
  • 一年悪口をいいつづけると
  • わが小説『武蔵野夫人』
  • 文学的発言法
  • 現代文学の主軸はどこに
  • サド裁判受難記
  • 死んだ子の年をかぞえる
  • 批評の変質
  • 戦争の思い出
  • 佐伯彰一批判
  • ニセモノのウシロメタサ――佐伯彰一氏に答える――
  • 謝罪は取消す
  • 文学と裁判
  • 佐伯彰一氏を探偵する
  • 原告の勇気に敬意を表す
  • 文学的ニセモノ譚
  • 論争の新展開のために
  • 大衆文学再批判
  • 論争屋廃業の弁
  • 慢心を去れ――海音寺氏の反論に答える――
  • 匿名批評論
  • 文章に関する忠告
  • トルストイ『戦争と平和』
  • 私と戦争
  • 文学全集の基準
  • 資料の保存
  • サド裁判に期待するもの
  • 忠告
  • 私の小説作法
  • 私の戦争文学
  • 武蔵野
  • 解説〔『昭和戦争文学全集2』〕
  • プライバシー裁判の意味
  • 文士は裁判に弱い
  • 紀元節の思い出
  • 民の声と「大国」の利害――ベトナム戦争に対する六氏の投書に思う
  • 解説〔『昭和戦争文学全集6』〕
  • 私の戦後史
  • 二十年後
  • この八月十五日
  • あすへの話題

    〔交友録II〕

  • 『声』の編輯会議
  • ゴシップ内報
  • 隣人・福田恆存
  • 日記
  • ぼやきの慎太郎
  • 中野さんの文体
  • 一番立派な日本人
  • 「声」と「なまみこ物語」

    〔書評 II〕

  • 〔ガイ・エンドア『パリの王様』〕
  • 新刊BEST3
  • 本田秋五『続物語文学史』
  • 〔福田恆存『国語問題論争史』〕
  • 〔伊藤整『求道者と認識者』〕
  • 平野謙『文芸時評』
  • ヨハン・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』
  • 〔佐藤泰正『近代日本文学とキリスト教・試論』〕
  • アマチュアゴルフ
    • 序章 机上の空論
    • 第一章 まず球を打て
    • 第二章 頭を引くこと
    • 第三章 スウィングの軸をどこにおくか
    • 第四章 グリップのすべて
    • 第五章 試合にのぞむ心得
    • 第六章 スタンスとアドレス
    • 第七章 スウィング論
    • 第八章 アイアン論
    • 第九章 アプローチ
    • 第十章 スリー・パット回避法
    • 第十一章 トラブル・ショット
    • 第十二章 エチケットとルール

    〔ゴルフ・囲碁 他〕

  • 文士とゴルフ
  • ゴルフ天狗
  • 憑かれた人々――文壇ゴルフ銘々伝――
  • 文壇天狗族
  • 白と黒
  • 自己克服のゴルフ
  • ゴルフ旅行
  • 消極的上達法
  • イカリの尾崎
  • 敗北の記録
  • 烏鷺の弁
  • カケは神聖なり
  • ゴルフ夫婦
  • 球を追うゴルファー景色を見ず
  • 〔中村寅吉『寅さんのゴルフ』〕
  • 意外千万な勝負
  • ゴルフ再開記〔『GOLF magazine』〕
  • それでもゴルフは止められない
  • 川崎初段に答える
  • 桶谷繁雄先生に訴う――ゴルファーの悲哀――
  • 吹きだまり三年史
  • 好敵手
  • セ・パ優劣を問えず
  • 関西ゴルフ旅行
  • 捲土重来
  • ゴルフ再開記
  • 本は書いたけれど
  • ゴルフの本を書く
  • 思い出のホール
  • 世界一のゴルフをみて
  • 囲碁騒動再発記
  • 後輩を戒める
  • ゴルフ赤毛布
  • ゴルフ
  • ゴルフは楽しくルールはきびしく
  • 他人にからく
  • 望みなきにあらず
  • 優勝の秘密
  • ボールに祈る
  • モルモットの立場から
  • モルモットの悲哀
  • 私の作戦
  • 保国隆君のこと
  • ゴルフとタバコ

    〔身辺随時 I〕

  • 友だちとしてみんなの将来のために
  • 感謝
  • しょんべん横丁
  • 仏文の思い出
  • 東京のトンボ・信州のトンボ
  • 僕の小田急
  • 青春放浪
  • 成城の思い出
  • 川端稲荷
  • 手術のすすめ
  • 手術以後
  • はじめての手術
  • 病床雑感
  • 執行猶予
  • 病室の思想
  • 私の闘病記
  • 一腑足りない
  • 細菌と共存
  • お祝いのことば
  • お正月のプラン
  • 書斎の憂鬱
  • ヤガラの味
  • テレビ・スポーツの魅力
  • 海辺の住い
  • 先立つものがね

  • 大磯奇談
  • カミナリ息子
  • 芝生と犬と
  • カミナリ息子顛末記
  • 大磯住い
  • オヤジとセガレ
  • 文士の息子
  • 肉親の死
  • ひがみ高原
  • 叔母の墓と本
  • 犬来たる

    解説 「戦後作家」と呼ばれ続けた「昭和」の(万能)文学者  島弘之

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第16巻 評論III 同時代3 1965〜1970

  • 戦後文学は復活した
  • 「象徴」を追う現代文学
  • 新しい興味
  • 大衆文化論をただす
  • 創作者と鑑賞者
  • 大衆文化論における二つの虚像――変革と余暇――
  • 復活の可能性は十分
  • 文学とは何か
  • 詩と音楽
  • 叙事詩的錯誤について
  • 英雄の諸形態
  • ケルビーノ礼讃
  • ホモ・ルーデンス
  • 歴史小説の発生
  • 日本の歴史小説
  • 歴史小説の美学
  • 歴史其儘と歴史離れ
  • 江馬修『山の民』
  • 現代史としての歴史小説
  • 自発的禁書
  • はたして女性的時代か
  • 歴史小説とはなにか
  • 幕末・維新の人々〔吉村虎太郎〕
  • なぜ「天誅組」を書くか
  • 歴史小説の可能性
  • 歴史小説の現代的意味
  • 日本人とは何か
  • 私の読書法
  • ビートルズとデモの間にて
  • 萩原朔太郎に触れて――近代詩における望郷詩――
  • 女性の敵ドン・フアンの真実
  • わが文学に於ける意識と無意識
  • 文芸時評
  • 日本の近代文学
  • 冬にいて夏を思う
  • 雪の思い出
  • ヴァレリーの思い出
  • 戦いの場の人間
  • ベスト五――ことしの回顧
  • 文芸時評リポート
  • ジード『贋金つかい』
  • 戦争と平和
  • 作品の背景
  • 歴史小説論
  • 海洋文学
  • 学歴詐称
  • チェーホフの思い出
  • 伝統と国際性
  • アベック語源考
  • ことしの回顧 ベスト5 文学
  • 地図と戦争
  • ドイツ人
  • 「私の中の日本人」を読んで
  • 硫黄島の正月
  • 私はなぜ戦記を書くか
  • なぜ戦記を書くか
  • 八月十五日――権威への不信がよみがえる日
  • 奇妙な夏
  • 欠陥高速道
  • 三十二年目の東京の正月
  • 『レイテ戦記』の意図
  • 吉野の春秋
  • 文学と郷土
  • 奎堂遺文
  • 私の読書
  • 私の処女作『俘虜記』
  • 伝統と現代
  • 「合評会」の思い出
  • 解説〔『戦争文学全集5』〕
  • 『野火』におけるフランス文学の影響
  • 歴史小説の方法
  • 人肉食について
  • 歴史小説の問題
  • 今週のまど

    〔交友録III〕

  • 斗酒四十年
  • 材料尽きず
  • 昔の友達
  • 江藤君の印象
  • 思い出すこと
  • 泰三のこと
  • 山の隣人
  • 澁澤君の印象
  • 丸谷さんのこと

    〔追悼I〕

  • 三好達治さんを悼む
  • 梅崎春生の死
  • 思い出〔『三好達治全集3』月報〕
  • 亀井さんの思い出
  • 富永次郎のこと
  • 富永次郎の思い出
  • 吉川さんの思い出
  • 思い出〔『加藤りん先生のおもかげ』〕
  • 思い出〔『富永次郎先生追想集』〕

    〔書評III〕

  • 吉田秀和『批評草紙』
  • 『大阪市史』
  • 藤枝静男『欣求浄土』
  • 吉田秀和『ソロモンの歌』

    〔映画・演劇 他〕

  • 舞台の謀反人たち
  • 「ニュールンベルグ裁判」を見て
  • 新劇と私
  • 東大ギリシャ悲劇研究会
  • 「なんだかわからぬ」
  • 椿姫潤色ノート
  • 「映像」は王様
  • わが美的洗脳
  • 『赤と黒』を脚色して――劇評家諸君にもの申す
  • 毒喰わば皿――新劇と私――
  • あとがき〔戯曲『遙かなる団地』〕
  • 悲劇喜劇――はじめて戯曲を書いてみて――処女戯曲「遙かなる団地」によせて
  • ナポレオンの首
  • 狂言と私
  • チャップリンの復活

    〔音楽〕

  • 六十の手習い
  • 五十のピアノ手習いの記
  • 音楽の楽しみ
  • ベルリン・ドイツ・オペラの芸術性
  • ベルリン・ドイツ・オペラを見て
  • ベルリン・オペラを観て
  • ドン・ファンの神話
  • ピアノと作曲
  • オペラ好き
  • 作曲家の憂鬱
  • 日曜作曲家開業の弁
  • モールァルトの二大傑作
  • モーツァルト歌劇の意味
  • サンフォニー・コンセルタント
  • モーツァルトの一枚のレコード
  • 戯れの美しさと笑いと――「コジ・ファン・トゥッテ」――
  • レコードとともに
  • バロック音楽と私

    〔身辺随時II〕

  • 最後の家長
  • 息子の設計
  • 六十にして建つ
  • 六十の引越し
  • つらい夏
  • 女の浅知恵
  • 三十一年目の東京
  • 日記
  • 某月某日
  • 大岡越前と私
  • 富士山
  • 富士
  • シンメトリーの家

    解説 評論から小説へと遡行する  清水徹

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第17巻 評論IV 富永太郎・小林秀雄・河上徹太郎

  • 富永太郎の詩
  • 富永太郎伝
  • 富永太郎――書簡を通して見た生涯と作品
    • 編集についてのノート
    • 年譜
    • 図版
    • 明治三十四年(一九〇一)―大正九年(一九〇二)
    • 大正十年(一九二一)
    • 大正十一年(一九二二)
    • 大正十二年(一九二三)
    • 大正十三年(一九二四)
    • 大正十四年(一九二五)
    • 書簡索引
  • 富永太郎〔『増補改訂 新潮日本文学辞典』〕
  • 富永太郎の絵〔『三彩』〕
  • 富永太郎の詩と絵
  • 富永太郎の絵〔『サンケイ新聞』〕
  • 絵解き
  • 富永太郎とボードレール
  • 解説〔『富永太郎詩画集』〕
  • 「恥の歌」その他
  • 面影――富永太郎伝への追加――
  • 「上海の思い出」
  • 編集についてのノート
  • 縁と年齢
  • 〔富永太郎未発表断片/富永太郎未発表書簡 註解〕
  • 「問わずがたり」考――事実とフィクションの間に
  • 富永太郎〔『日本近代文学大事典』〕
  • 版画の魅力
  • よしなしごと
  • ブレイクを読む富永太郎
  • 対象に迫る  私の一篇の「沼地」芥川龍之介
  • 富永太郎における創造
  • 富永太郎の詩と絵画
  • 小林秀雄の小説
  • ソバ屋の思い出
  • 江藤淳『小林秀雄』
  • 小林秀雄の世代
  • 小林秀雄の書棚
  • 『無私の精神』
  • 『考へるヒント』
  • 『「白痴」について』
  • 小林秀雄書誌上の一細目について
  • 人生の教師
  • 文化勲章
  • Xへの手紙
  • 歴史と文学
  • 『本居宣長』前後
  • 大きな悲しみ――小林秀雄追悼
  • 小林さんのこと
  • 教えられたこと
  • 死蔵すべきではない
  • 河上さんの"公平"
  • 『わがデカダンス』
  • 河上徹太郎交遊六十年の重み
  • 追悼 河上徹太郎――「知ってるよ」
  • 難問の季節
  • 結婚の頃
  • 河上さんのモーツァルト
  • 旧友 小林秀雄 青山二郎
  • 鎌倉文士骨董自慢
  • 小林さんと河上さん
  • 犬に噛まれる
  • わが師わが友
    • 一 青山学院
    • 二 新帰朝者
    • 三 蜂の巣会
    • 四 詩人
    • 五 京都学派
  • 囲碁将棋
  • 酒品
  • 今日出海『山中放浪』
  • 今ちゃんの冒険
  • 放火魔
  • 地獄を見た人の円満さ
  • 思い出すことども
  • 中村光夫の顔
  • 解説〔『昭和文学全集16』(角川書店)〕
  • 中村光夫と二十年
  • パリの中村光夫
  • 『パリ繁昌記』礼讃
  • 中村光夫のこと
  • 解説〔『中村光夫全集 第十二巻』〕
  • 「彼岸」ほか
  • 面影
  • 歳月
  • われらが世代
  • 批評家
  • 思い出――追悼吉田健一
  • 『英国の文学』と『酒宴』
  • よろめき葬送記
  • 自己を確認しながら――中島健蔵
  • 中山義秀
  • 『中山義秀全集』解説
  • 義秀さん
  • 五十の祝い
  • 中山義秀さんの死
  • 葬送記
  • 思い出〔『新潮日本文学34』月報〕
  • 永井龍男『朝霧』
  • 美男の文学――永井龍男氏の人と作品――
  • 傑作の条件
  • 永井龍男『一個その他』
  • 永井龍男――人と作品――
  • 息を整える
  • その構成――永井龍男作「青梅雨」
  • 横光先生と私
  • 横光先生の思い出
  • 下北沢の思い出
  • 横光先生の初期作品
  • 目に浮ぶ風貌

    〔参考資料〕

  • 小林秀雄さま、弔詞

    解説 稀有な魂の精錬される場所  樋口覚

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第18巻 評論V 中原中也

  • (創元社版『中原中也詩集』)解説
  • 京都における二詩人
  • 中原中也の短歌
  • 中原中也の思い出
  • 解説〔中原中也訳『ランボオ詩集』(書肆ユリイカ)〕
  • 中原中也とランボー
  • 中原中也伝――揺籃
  • 〔中原中也詩紹介――「早春散歩」他六篇〕
  • 解説〔『中原中也全集』(創元社)第三巻〕
  • 解説〔中原中也『山羊の歌・在りし日の歌』(河出文庫)〕
  • 解説〔中原中也『山羊の歌・在りし日の歌』(現代日本名詩選)〕
  • 『朝の歌』
    • 京都における二人の詩人
    • 離合
    • 富永の死、その前後
    • 友情
    • 「朝の歌」
    • 思想
    • 片恋
    • 『白痴群』
  • お願い
  • 「なかはらなかや」は止めて貰いたい
  • 篠田一士氏に抗議する――「傍役の詩人中原中也」をよんで――
  • 中村稔編『中原中也研究』
  • 『山羊の歌』が出た頃
  • 詩人
  • 中原中也の酒
  • 文士梅毒説批判
  • 解説〔『世界の詩18』〕
  • 詩碑が建つ
  • 〔中原中也詩碑銘〕
  • 「在りし日の歌」
  • 在りし日、幼かりし日
  • 秋の悲嘆
  • 中原中也・人と作品〔『日本詩人全集22』〕
  • 『中原中也全集』解説
    • 詩 I
    • 詩 II
    • 評論・小説
    • 日記・書簡
    • 翻訳
    • 遺稿処理史
    • 解説補遺
    • 後記
  • 三度目の『中原中也全集』
  • 中原中也〔『増補改訂 新潮日本文学辞典』〕
  • 歩行者の心理
  • 原稿用紙
  • 再説・原稿用紙
  • 中原中也・1
  • 中原中也『在りし日の歌』
  • 中原中也の「帰郷」について
  • ある遺稿が世に出るまで
  • 「白痴群」解説
  • 「白痴群」解説・補遺
  • 私の上に降る雪は
  • 宮沢賢治と中原中也
  • 詩人と音楽
  • 中原中也の読まれかた
  • 中也という名
  • 「現職」補遺
  • 吉田X生『評伝中原中也』
  • 中也の三拍子
  • 『四谷花園アパート』
  • 青山二郎装『山羊の歌』
  • 思い出すことなど
  • 中原中也と「自然」――『日本詩を読む』を読む――
  • 中原中也とヤマトタケル
  • 写真増の変遷
  • 『山羊の歌』解題
  • 中原フクさんを悼む
  • 『世代』の人々と
  • 神と表象としての世界――「詩論」を中心に――
  • 「白痴群」第六号複刻版・解説
  • 記憶と忘却との間――『白痴群』第六号騒動記――
  • 野とコボルト――中原中也詩解釈との関連において、ヴェルレーヌ訳詩へのささやかな貢献――
  • 詩人と写真
  • 中原中也没後五十年の「絶唱」
  • 五十年騒動記
  • 添え書

    〔参考資料〕

  • 中原中也のこと

    解説 問いもまた成長する  佐々木幹郎

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第19巻 評論VI 夏目漱石・日本近代作家論

  • 序説――『こころ』と『道草』――
  • 「坊つちゃん」
  • 狂気の文学『こころ』再読
  • 漱石と国家意識――「趣味の遺伝」をめぐって――
  • 文学と思想――『行人』めぐって――
  • 『こゝろ』の構造
  • 漱石の恋
  • 『彼岸過迄』をめぐって
  • ユリの美学――漱石とキリスト教――
  • 江藤淳著『漱石とアーサー王伝説』批判
  • 再び『漱石とアーサー王伝説』批判
  • ウイリアム・「盾」・水――「幻影の盾」源流考――
  • 「薤露行」の構造
  • 漱石の構想力――江藤淳『漱石とアーサー王伝説』批判――
  • 水・椿・オフィーリア――『草枕』をめぐって――
  • トリスタンとイズーの駆落ち――『三四郎』をめぐって――
  • 姦通の記号学――『それから』『門』をめぐって――
  • 「自伝」の効用――『道草』をめぐって――
  • 『明暗』の終え方についてのノート
  • 幻想の生れる場所――「夢十夜」「永日小品」――
  • 『明暗』の結末について
  • 『猫』と「塔」と「館」と――作家漱石の発車――
  • 夏目漱石展に寄せて
  • 漱石と鎌倉
  • 補説――あとがきに替えて――
  • 森鴎外
  • 『堺事件』疑異
  • 『堺事件』の構図――森鴎外における切盛と捏造――
  • 『堺事件』批判その後
  • 芥川龍之介
  • 芥川龍之介を弁護する――事実と小説の間――
  • 近江秋江『黒髪』
  • 秋江
  • 有島武郎の文学
  • 燈台もと暗し――「宇野浩二伝」への寄与――
  • 白鳥の死をめぐって
  • 正宗白鳥一面
  • 後藤亮『正宗白鳥――文学と生涯』
  • 正宗白鳥に学ぶ
  • 日記文学の魅力
  • 永井荷風
  • 紅葉一面
  • 幸田露伴
  • 泉鏡花
  • 『復活』と「滝の白糸」
  • 樋口一葉
  • 徳富蘆花
  • 国木田独歩
  • 柳田国男・斎藤茂吉・折口信夫
  • 折口学と私
  • 「信太妻の話」を読む
  • 折口学と文学
  • 正岡子規の評論
  • 志賀さんの作品
  • 野上先生の百年
  • 野上弥生子先生の霊前に捧げる
  • 埋められない空虚
  • 野上先生との六十年
  • 『森』の時代
  • 「奥村喫茶店」の思い出
  • らいてう先生とわたし

    解説 批評家 大岡昇平  菅野昭正

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第20巻 紀行・評論VII ザルツブルグの小枝・スタンダール覚書 他

    〔紀行〕

  • アメリカのシェイクスピア
  • アメリカ退散
  • パリ日記
  • イギリス紀行
  • ザルツブルクの小枝
  • 南仏紀行
  • エッフェル塔の影
  • ピッツバークの一夜
  • イタリヤ紀行
  • 博物館めぐり
  • ギリシャ幻想
  • 旅の初め
  • イタリアところどころ――一九五四年十一月――
  • グランド・キャニョン
  • サンタ・フェの雪
  • 鎮魂歌
  • スペインの苔
  • 二人姉妹の庭
  • 旅の終り
  • 鋸山奇談
  • 水の上
  • スコットランドの鴎
  • 医者の娘
  • グランドキャニオンの驚異
  • 霧笛
  • モスクワから
  • ソ連・ヨーロッパ音楽の旅
  • ソ連の思い出
  • 文学的ソヴィエト紀行
  • 私の旅情――スイス
  • コルシカの旅
  • フィンランドの旅
  • コルシカ紀行
  • フィンランド紀行
  • フィンランドの思い出――編集にあたって――
  • エトルリアの謎
  • 祖国観光
  • 中国の旅から
  • 文学的中国旅行
  • 西安の旅
  • 黄土の記憶
  • フィリピン紀行
  • 昔ながらの草の丘
  • 慰霊の旅
  • 『俘虜記』のミンドロ島を行く
  • 黄土の風景

    〔評論〕

  • 解説〔バルザック、スタンダール『小説について』〕
  • 解説〔スタンダール『恋愛論』(創元選書)〕
  • 『パルムの僧院』について――冒険小説論――
  • スタンダールの女性観
  • 戦後とスタンダール
  • あとがき〔スタンダール『パルムの僧院』(思索選書)〕
  • 改訳の序〔アラン『スタンダール』〕
  • 私生児ファブリス――スタンダールと『トム・ジョーンズ』――
  • 『アルマンス』の問題
  • スタンダールの恋愛
  • 映画「パルムの僧院」をみて
  • 『パルムの僧院』
  • あとがき〔スタンダール『パルムの僧院』(新潮文庫)〕
  • 「パルムの僧院」の若者
  • スタンダール ベスト・スリー
  • 覚書
  • スタンダールの恋愛論〔坂西志保編『恋愛と友情』〕
  • スタンダールの恋愛論〔伊藤整編『恋愛についての二十三章』〕
  • 動乱期の文学
  • バルザックとスタンダール
  • 『赤と黒』の誕生地グノープル
  • 「赤と黒」スタンダール作
  • あなたのメロディ
  • スタンダールとモーツァルト
  • スタンダールとラクロ
  • 改訳について
  • スタンダールの生涯
  • 再び『パルムの僧院』について
  • 解説〔スタンダール『ハイドン』〕
  • スタンダールと私――楽しかった『赤と黒』脚色――
  • 「赤と黒」を脚色して
  • 劇化についてのノート
  • ロマンチックなバルザック
  • 赤と黒
  • あとがき〔スタンダール『恋愛論』(新潮文庫)〕
  • 再び『赤と黒』について
  • 『パルムの僧院』を読む
  • パルムの僧院
  • 『赤と黒』のモデルII
  • モリエールとスタンダール
  • 『わがスタンダール』あとがき
  • エゴチスムとは
  • 日本近代文学とスタンダール
  • 「読む」
  • 『パルムの僧院』と『南国太平記』
  • エゴイストたち――スタンダールの場合――
  • 大正のスタンダール
  • 『ミラノの人スタンダール』を読んで
  • 「饒舌録」とスタンダール
  • スタンダール覚書
  • 「エゴティスム」考
  • 『パルムの僧院』に感動
  • 日本のスタンダール――『スタンダール研究』刊行に寄せて――
  • 無頼派の系譜――「日本のスタンダール」補遺
  • 愛するものについてうまく語れない――スタンダールと私(1)

    解説 異郷でみえてくるもの  古屋健三

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第21巻 評論VIII 同時代4 1970〜1980

  • 人間差別がたどる運命
  • 「場所」と「論理」
  • 人といのち――シージャック事件に関して――
  • 「われ突入す」
  • 世紀のしっぽ
  • 記者時代の教訓
  • 肉体は脆いもの
  • フィリピンと私
  • 外国における日本人
  • 地形について
  • 「港」
  • 調べ魔
  • 六十三、四の正月
  • グアム島の証人
  • 時間
  • ルバング島の兵士たち
  • 私の中の日本人――岡田資
  • ベトナムのこと
  • 文学と人生
  • 妄想的な現実
  • 文章の技巧について
  • 第二の戦後か
  • ルバング島の悲劇
  • 鷲の左眼
  • 戦後文学の二十九年
  • 戦後三十年
  • ルバング戦記
  • とまどいと不安
  • ナポレオン法典について
  • 兵本善矩の小説
  • 色について
  • 私と戦争
  • 文学表現の特質
  • チェホフの諷刺偶感
  • 病後の読書
  • 歪んだ空間の散歩
  • パラダイム考
  • 母成峠の思い出
  • ジーパン是非
  • 三十三年目の夏
  • 文学の可能性
  • 十五年目の『事件』
  • へんな夏
  • 感想
  • 懐かしのホームズ
  • はしゃぎすぎ
  • 渦巻に呑まれて
  • 吉村虎太郎とツマドイ婚
  • ミステリーと私――『幻の女』のこと
  • 『事件』が出来るまで
  • 江戸川乱歩の詩
  • 解説〔ロバート・トレイヴァー『裁判』〕
  • 私の文章修行
  • 推理小説耽読
  • 二重の誤解
  • わが家のマンガ事情
  • 慢性的な年頭所感
  • 熊楠びいき
  • 忘れられない本
  • ゲーテからランボーへ
  • 推理小説自慢話
  • 闇の支配者
  • ことば
  • 永遠の良人
  • 孫悟空と両性具有
  • 差別としての心不全
  • ハムレット余聞
  • 神話と文学
  • 野川隆のこと
  • 裁判と文学
  • 母と妹と犯し――文学の発生についての試論――
  • あるB級戦犯
  • 「鷹」の変貌
  • 木を見て森を見ぬ批評
  • 三十八年目の八月に
  • 一兵卒として――私の戦争論
  • 『大いなる助走』解説
  • 「レスビアニズム」考
  • 出会い――ジル・ドゥルーズ
  • ヘンゼルとグレーテル
  • 『星の王子さま』考
  • 好きな詩――「地面の底の病気の顔」
  • 精神の偏り
  • 運・宿・命
  • 解説〔小林信彦『悪魔の下回り』〕
  • 数学好き
  • グリムを「おちょくる」
  • にがい笑いと慰め
  • 『山の民』と私
  • 山月記をよむ
  • 古代への憧れ
  • 悲しい老人
  • 東風西風
  • サクラとイチョウ〔『朝日新聞』〕
  • 一頁時評
  • 視点

    〔交友録 IV〕

  • 吉田さんとのおしゃべり
  • 松見坂付近
  • アベック受賞
  • 眼の相談
  • 『文体』の思い出
  • 淡島の家
  • 大富部家のこと
  • 加藤さんの印象
  • 隣人大江健三郎
  • 麦摘んで
  • ぼけの上塗り
  • 昔ばなし
  • 誠実な態度
  • 仮りの座標
  • 強い人
  • フクチャンの冒険――尾崎大人のこと
  • 加賀さんの短篇
  • ゴルフと英文学
  • 古い馴染
  • 三つの「作品」
  • 「文学界」むかし話
  • 碁ばなし
  • どなり合い

    〔追悼 II〕

  • 雑感――「小説とは何か」に寄せて――
  • 生き残ったものへの証言
  • 思い出〔『文学よもやま話』〕
  • 追悼 武田泰淳
  • ゴルフの思い出
  • 坂西さんの思い出
  • 追悼 平野謙
  • 選考と論争
  • 思い出〔『文学生活』第七十五号〕
  • 追悼 福永武彦――はるかなる死
  • 古い友人として
  • 預けられた仕事
  • 三月三十日
  • 碁の思い出
  • 親しき者、みな去ると……――尾崎一雄追悼

    〔書評 IV〕

  • 『ひとびとの跫音』を聴く
  • 遠山啓『無限と連続』
  • くるめきの反=推理
  • 民俗学の空間――谷川健一『白鳥伝説』――

    〔映画・美術 他〕

  • 空間の詩――吉川勉――
  • 古代の美と私
  • 生沢朗の絵
  • 映像になった「事件」を見て
  • 好きな歌
  • 音楽
  • 代々木の赤松と年上の女
  • 信濃のデッサン館の印象
  • 「アマデウス」を読む
  • ルイズ・ブルックスと「ルル」
  • わが青春のスクリーン・ラヴァー
  • 夏川静江 イノセントな眼差し
  • ブルックス現象
  • 「ルイズ」から「ルイーズ」へ
  • 性と知性のまやかあしの魅力

    〔身辺随時 III〕

  • 同級生交歓
  • 子供の眼――関東大震災五十周年に寄せて――
  • 歌がるたの思い出
  • いろはがるた
  • 渋谷小学校の思い出
  • 『少年』こぼれ話
  • 大向の明るさ
  • サクラとイチョウ〔『成城学園六十年』〕
  • うつりかわり
  • 診断が早く適確な名医
  • 酒との出逢い
  • 恩師 小原先生
  • おお、ケヤキ、なんじ病めり
  • 瀬木先生の温容
  • 病身
  • 自然へのまなざし
  • 若い日の私
  • わが青春の成城学園
  • よみがえった水の文化遺産
  • そばの思い出
  • 湧水ふたたび――「野川」を遡る――

    解説 道化のような「死者」の肖像  (糸圭)秀実

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第22巻 評論IX 同時代5 1980〜1988

  • 成城だより
    • 十一月の新年
    • 年末断想
    • 冬眠日記
    • リズムの変化
    • 七十一年目の春
    • 花便り
    • 曇りのち晴れ
    • 友達は寂しく帰って行った
    • 梅雨早く明けろ
    • 事故の夏
    • 辞退の秋
    • 分裂の現在
  • 成城だよりII
    1. 犬のいる正月
    2. 寒中数学
    3. 見ざる、聞かざる、歩けざる
    4. 坂上人影
    5. 「愛する女であれ」
    6. 咎め立て
    7. 重たい夏
    8. 八月十五日
    9. ひどいことになって来た
    10. 旅と腹立ち
    11. 「声なき叫び」
    12. それはさうにちがひない
  • 成城だよりIII
    1. 寒い正月
    2. 「アマデウス」
    3. 遅い春
    4. 批評の季節
    5. 散歩人生
    6. 野球人生
    7. 小説を読む
    8. 八月は悪夢の月だ
    9. 情報過多
    10. 老人顛倒
    11. エンドレス十一月
    12. 年末多事
  • 土佐日記
  • 忠臣蔵・八犬伝
  • 狡猾になろう――私と「戦後」戦後四十年目に
  • 戦後四十年を問う
  • 悪夢の構図
  • 「椿姫」ばなし
  • フィリピンを思う
  • フィリピンに思う
  • エンターテインメントの諸相
  • まだ解けない『忠臣蔵』の謎
  • 「盗まれた手紙」
  • 年初に豊かさを考える
  • おらが春
  • 「阿部六郎全集」の刊行に寄せて
  • エンターテインメントとポストモダン――書籍離れとの関連において――
  • 日記から
  • 河口湖日記

    〔追悼 III〕

  • すごい新人貝島君
  • 柔和な眼差
  • 重なる御縁
  • 愛の幸福
  • 富士の隣人
  • 思い出
  • 繊細さと逞しさ
  • 最後の握手
  • 源義さんのこと

    〔遺稿〕

  • 二極対立の時代を生き続けたいたわしさ
  • ひとむかし集
  • 腐敗は隅々にまで達した

    解説 「小説家」であること――あるいは「ひたすらな現在」  金井美恵子

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第23巻 雑纂・補遺・資料

別 巻 対談 二つの同時代史・フィクションとしての裁判 他

  • 二つの同時代史
    • I 意識の目ざめ
    • II 大正から昭和へ
    • III 文学的青春
    • IV 子ども殺しと監獄体験
    • V 戦前から戦中へ
    • VI ミンドロ
    • VII 『俘虜記』と『死霊』と
    • VIII 「近代文学」の創刊と第一次戦後派
    • IX 『武蔵野夫人』のころ
    • X スターリン・毛沢東批判
    • XI 「声」と「近代文学」の裏表
    • XII 安保の時代とそれ以後
    • XIV 三島由紀夫と花田清輝
    • XV 七〇年代後半
    • XVI 近況をめぐって 
  • フィクションとしての裁判〔臨床法学講義〕 大野正男
    • 第一講 文学裁判
    • 第二講 『事件』をめぐって
    • 第三講 事実認定
    • 第四講 誤判の原因
    • 第五講 裁判の中心にあるもの
    • 第六講 陪審
    • 終章  「臨床法学」について
  • 戦争・文学・人間 大西巨人
  • 戦争・仏教・愛 武田泰淳
  • 詩は行動する 吉本隆明
  • 歴史・人間・文学 菊地昌典
  • 水・音楽・ことば 武満徹
  • 科学・生命・文学 渡辺格
  • 追悼小林秀雄 伝えられたもの 大江健三郎

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YAMAZAKI Yoshimitsu
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